专利摘要:

公开号:WO1991013039A1
申请号:PCT/JP1991/000223
申请日:1991-02-22
公开日:1991-09-05
发明作者:Yuji Hayashi;Hiroshi Mori;Keisuke Katayama
申请人:Inax Corporation;
IPC主号:F27D3-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 窯 業 建 材 品 の 焼 成 方 法
[0003] 技術分野
[0004] 本発明 は タ イ ル、 煉瓦、 瓦な どの窯業建材品 を ロ ー ラ ーハース キル ンで焼成する方法に関する。
[0005] 背景技術
[0006] ロ ー ラ ー ハ ース キ ソレ ン は 卜 ン ネ ソレ状の炉内 に 多数の ロ ーラ を各ロ ーラの軸心が平行かつ水平 と なる よ う に配 設 し た も のである。 被焼成物は該ロ ーラ上を炉の入口か ら 出口 に向 っ て搬送され、 予熱、 焼成及び冷却の各ゾー ン を経て焼成品 と される。
[0007] 従来、 タ イ ル、 煉瓦、 瓦な どの窯業建材品を ロ ー ラ ー ハースキル ンで焼成する場合、 各被焼成品を 1 個ずつ順 送 り し て焼成 していた。 こ の場合、 炉内の滞留時間 (入 口か ら 出口 に到る ま での時間) は 1 〜 2 時間程度 と され る 。
[0008] かかる短い滞留時間はロ ーラーハース キル ンの特徴の —つであ り 、 これに よ り 迅速な焼成が可能である と い う メ リ ッ 卜 が得 られる。
[0009] と こ ろが、 他方において、 こ の よ う に炉内滞留時間力 S 短い と 、 坏土組成や釉薬組成が迅速焼成で き る も の に限 定される と い う デメ リ ッ ト が生 じ る。 ま た、 長時間焼成 する こ と に よ り 深みのある還元色や酸化色を出す こ と は で き ない と い う欠点があっ た。 発明の開示
[0010] 本発明の窯業建材品の焼成方法はローラ ーハース キル ン に よ り 窯業建材品を焼成する方法にお いて、 窯業建材 品を多段に積み、 炉内滞留時間を 3 時間以上 と する こ と を特徵 と する ものである。
[0011] かかる本発明方法にあっ ては、 窯業建材品を多段に積 んでいるので、 炉内に長時間滞留させ、 長時間の焼成を 行な う こ と ができ る。 そ して、 3 時間以上の長い炉内滞 留時間を と る と共に、 焼成雰囲気を十分に制御 し、 深い 還元色や酸化色な どを出すこ と がで き る 。 ま た、 坏土組 成や釉薬組成も迅速焼成用の もの以外で も良い こ と にな り 、 そ の選択範囲が拡大 さ れる 。 さ ら に、 厚 さ 力 s 2 5 m m以上 と り わけ 3 O m m以上の大形の窯業建材品で あ っ て も 、 その芯の部分ま で均一に焼成する こ と がで き る 。
[0012] 図面の簡単な説明
[0013] 第 1 図は本発明方法を説明する 口 一ラ ーハース キ ル ン の断面図である。
[0014] 第 2 図は窯業建材品の一例に係るスプ リ ッ ト タ イ ルの 分割前の斜視図である。
[0015] 第 3 図はスプ リ ッ 卜 されたタ イ ルの斜視図である 。 第 4 図、 第 5 図及び第 6 図はそれぞれ口 一ラ ーハース キ ル ンの ヒ ー ト カ ーブである 。
[0016] 第 7 図は焼成品の側面図である。 発明を実施するための最良の形態
[0017] 以下図面を参照 して実施例について説明する 。
[0018] 第 1 図は実施例方法を説明する ロ ーラ ーハース キ ル ン の長手方向 と 直交方向の縦断面図である。 こ の ロ ー ラ ー ハース キ ル ンの ト ンネル状の炉体は耐火物にて構成 され てお り 、 側壁 1 、 2 を貫通する よ う に長い ロ ーラ 3 が配 設されている。 ロ ーラ 3 は多数本の も のがその軸心方向 を水平かつ互いに平行に し て配設されている 。 こ の ロ ー ラ 3 は駆動装置 3 A によ り 回転駆動される 。
[0019] こ の ロ ー ラ 3 の上に窯業建材品 4 が多段積み に し て搬 送される 。 本実施例では、 窯業建材品 4 は 4 段に積ま れ て い る が、 他の段数で あ っ て も良い こ と は 明 ら かで あ る。
[0020] 本実施例で焼成 し た窯業建材品 4 は第 2 図 に示 し た直 方体形状で、 かつその長手方向 に延在する空洞 4 A を有 し たスプ リ ッ ト タ イ ルである。 こ の窯業建材品 4 は、 焼 成さ れた後、 空洞 4 A に沿っ て半分にスブ リ ツ 卜 さ れ、 第 3 図 に示される タ イ ル 4 T と される。
[0021] 本実施例では窯業建材品 4 は炭化珪素又はム ラ ィ ト 質 のセ ッ タ (被焼成物を載せる耐火物製の板) 5 の上 に炭 ィ匕珪素又は ム ラ ィ ト 質の ス ぺーサ 6 を介在 さ せな 力 s ら 4 段積みされている。
[0022] こ の よ う に窯業建材品 4 を多段積みに し て ロ ー ラ 3 上 を搬送 し 、 ノ ーナ 7 に よ り 焼成す る 。 なお 、 こ の ロ ー ラ ーハースキルンの長手方向の構成図は図示さ れていな いが、 その入口側は予熱帯であ り 、 中央部分が焼成帯、 出口側が冷却帯 と な っ ている。 パーナ 7 は こ の焼成帯に 配置さ れる。
[0023] 上記の如 く 、 窯業建材品 4 を多段積み と し てお り 、 ロ ーラ 3 には大き な荷重がかけ られる。 そ こ で、 本実施 例にあ っ ては、 こ の ロ ーラ 3 の材質を機械的強度の高い 反応焼結 (reaction sintered) 炭ィ匕挂素 と し てレヽる。
[0024] こ の よ う に 、 窯業建材品 4 を 多段積み に し て い る の で、 炉内滞留時間 を長時間 と す る こ と がで き る 。 そ し て、 炉内滞留時間を 3 時間以上 と し、 十分に雰囲気制御 する こ と に よ り 、 例えば、 深い還元色や酸化色を有 し た 焼成品を得る こ とができ る。 ま た、 原料坏土組成や釉薬 組成 も迅速焼成用の ものに限 られず、 その選択範囲が広 い も の と なる。
[0025] 実験例 1
[0026] 入口から 出口 ま での長さ力5' 6 0 mの口 一ラ ーハースキ ル ンを用 い、 第 1 図に示すよ う に窯業建材品 4 を 4 段に 積み、 炉内滞留時間を 6 時間 と し、 第 4 図に示す ヒ ー ト カ ーブ (炉内温度分布) にて焼成を行っ た。 窯業建材品 4 の化学組成は次の通 り である。
[0027] S i 0 2 7 5 % (重量% )
[0028] A £ 2 0 a 1 2 %
[0029] F e 2 0 3 5 % アルカ リ 金属の酸化物 3 %
[0030] I g . l o s s 5 %
[0031] その結果、 窯業建材品 4 の芯の部分ま で均一に焼成さ れた焼成品が得られた。 こ の焼成品の表面は、 鉄分が十 分に発色 し た状態 と な っ ていた。 なお、 焼成後の窯業建 材品 4 の寸法は第 2 図に記入されている通 り である 。 ス ブ リ ツ ト 前の窯業建材品 4 の 1 個の重量は 7 0 0 g であ る
[0032] 実験例 2
[0033] ヒ ー ト カ ーブを第 5 図の もの と し、 炉内滞留時間を 4 時間 と し たほかは実験例 1 と 同様に して窯業建材品 4 の 焼成を行っ た。 その結果、 実験例 1 と 同様に、 芯の部分 ま で均一に焼成され、 しかも表面の鉄分が十分に発色 し た焼成品が得 られた。
[0034] 実験例 3 (比較例)
[0035] ヒ ー ト カ ー ブを第 6 図 の も の と し 、 炉内滞留時間 を 2 . 5 時間 と し たほかは実験例 1 と 同様に し て窯業建材 品 4 の焼成を行 っ た 。 得 ら れた焼成品 は 、 第 7 図 の如 く 、 焼成が不十分な コ ア 4 0 を有する も のであ っ た。 ま た、 表面 4 1 の鉄分の発色 も不十分であ っ た。 さ ら に、 昇温速度が大 き いため、 焼成途中で破裂する窯業建材品 4 も あっ た。
[0036] 以上の実験例の通 り 、 多段積みに し、 3 時間 と り わけ 4 時間以上の炉内滞留時間 と する こ と に よ り 優れた品質 の'焼成品を得る こ とができ た。 ま た、 焼成の歩留 り も高 い 0
[0037] 産業上の利用可能性
[0038] 本発明の窯業建材品の焼成方法に よ る と 、 上記 し た通 り 、 口一ラ ーハースキルンを用 いて深い酸化色や還元色 を有 し た窯業建材品を焼成する こ とがで き る 。 ま た、 窯 業建材品を多段積み して焼成 しているから、 単位時間当 り の生産量を増大させる こ と ができ る。 さ ら に、 原料坏 土や釉薬の組成が迅速焼成用の ものに限 られず、 その選 択範囲が広い。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1 . ロ ー ラ ーハースキ ル ン に よ り 窯業建材品を焼成す る方法において、 窯業建材品を多段に積み、 炉内滞留時 間を 3 時間以上 と する こ と を特徴 と する窯業建材品の焼 成方法。
2 . ト ン ネ ル状の炉体 と 、 該炉体の長手方向 と 直交す る水平方向 に軸心方向をそろ えて配列された多数の ロ ー ラ と 、 炉内を加熱する ためのパーナ と を備えた ロ ー ラ 一 ハ ース キ ル ン に よ り 窯業建材品 を焼成す る 方法で あ つ て、
ロ ー ラ上を搬送される よ う に ロ ーラ 同志の間隔よ り も 長い長さ を有 した耐火物製の板の上に窯業建材品を多段 に積む工程、 及び
こ の窯業建材品が積まれた板を等速度で、 かつ炉内の 滞留時間が 3 時間以上 と な る よ う に炉体内部 を通過 さ せ、 その途中で焼成する工程、
を有する窯業建材品の焼成方法。
3 . 窯業建材品はタ イ ルである請求の範囲第 1 項記載 の窯業建材品の焼成方法。
4 . 窯業建材品はスプ リ ッ ト タ イ ルである である 請求 の範囲第 1 項記載の窯業建材品の焼成方法。
5 . ス ブ リ ッ ト タ イ リレの ス プ リ ッ ト 前の厚 さ 力 s 1 0 m m以上である請求の範囲第 4項記載の窯業建材品の焼 成方法。 6 - 窯業建材品の厚さが 1 0 m m以上である請求の範 囲第 1 項記載の窯業建材品の焼成方法。
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同族专利:
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